
旅館のスリッパと敷居の作法。
白石美佐子EP01のCUT006は、客室の敷居で履物を整える仕事を記録する。
身体で読む。
敷居は、身体の動きが切り替わる場所でもある。歩いてきた足を止め、しゃがみ、スリッパの向きをそろえ、客が次に足を入れやすい位置へ戻す。ほんの数秒の所作だが、玄関・廊下・畳の客室という異なる空間を、足元の動きでつないでいる。
Historical Fact Layer
JNTOは、伝統的な旅館では入口で靴を脱ぎ、館内用スリッパへ履き替える慣習を案内している。ただし、このCUTの旅館固有の配置や1991年当日の手順はOCSの再構成である。
EP01 · 旅館客室 · CUT006 Evidence
