1987年伊豆の宿泊室でブラウン管テレビの光を見る場面を再構成したOCS Archive CUT026。画面内番組内容は史実資料として扱わない

ブラウン管テレビ|CRT Television — OCS Archive

OCS ARCHIVE / TECHNOLOGY / CRT DISPLAY

ブラウン管テレビ。

厚みのある筐体、ガラス面、部屋の中に浮かぶ映像の光。MAIKA「1987 IZU — THREE DAYS OFF」の客室CUT026を入口に、ブラウン管(CRT)表示をひとつのTechnology Nodeとして記録する。

1987年伊豆の宿泊客室でブラウン管テレビの光を見るMAIKAの再構成シーン

MAIKA 1987 / CUT026 — CRT LIGHT. RECONSTRUCTED / VISUAL FICTION.

HISTORICAL FACT LAYER

ブラウン管は、長くテレビ映像の中心だった。

日本では1953年に白黒テレビの本放送が始まった。テレビ技術の前史では、1926年に高柳健次郎がブラウン管へ「イ」の字を映した実験が知られている。ブラウン管は電子ビームで蛍光面を発光させる表示方式で、20世紀後半のテレビ受像機を代表する表示装置となった。

その後、液晶やプラズマなど薄型表示が普及し、21世紀初頭のアナログ放送からデジタル放送への移行期に、家庭用テレビはCRTからフラットパネルへ大きく置き換わっていった。1987年は、その転換より前の時代にあたる。

Source basis: Panasonic Museum / Panasonic technical history. OCSは特定メーカー・特定型番の1987年製品を断定しない。

WHAT THIS NODE RECORDS

機械ではなく、部屋の時間まで残す。

CRTは単なる家電分類ではない。奥行きのある筐体、画面の反射、消灯した客室での発光、チャンネルを見る姿勢まで、当時の室内風景を形づくる。OCSでは今後、家庭・旅館・ホテル・学校など別EpisodeのCRT記録を同じCanonical Nodeへ集積する。

READ IT THROUGH THE BODY

テレビの光を見るために、部屋の向きまで決まる。

薄い画面をどこへでも持ち運ぶ現在と違い、奥行きのある受像機は家具のように場所を取る。見る側はその前へ身体を向け、暗い部屋では画面の光が顔や布団、壁へ回る。1987年のこのNodeでは、テレビ史そのものだけでなく「画面の前で過ごす身体の位置」を残す。

ARCHIVE GRAPH

1987 JAPAN · 伊豆 · MAIKA 1987 Episode · CUT026 Fragment · Technology Shelf

Canonical ID: OCS-TEC-CRT-DISPLAY
PROVENANCE — RECONSTRUCTED / VISUAL FICTION / LEGACY MINING.

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