OCS ARCHIVE / OBJECT / URBAN TAXI
1980年代のタクシー。
数寄屋橋の夜から後席へ。高瀬玲子「GINZA 1986」のC13–C14を入口に、昭和末期の都市移動を「車両」だけでなく、街路・乗降・夜景と接続するObjectとして保存する。

HISTORICAL FACT LAYER
東京のタクシーは、1980年代には制度化された都市交通として定着していた。
東京タクシーセンターの沿革では、1969年に前身の東京タクシー近代化センターが設立され、1970年代から運転者登録、地理試験、街頭指導などの適正化事業が進められている。OCSでは1986年の銀座でタクシーを都市の夜間移動を担う交通手段として扱うが、C13–C14の車種・事業者・料金体系を特定の実在物として断定しない。
FACT SOURCE — 公益財団法人東京タクシーセンター「沿革」
SOURCE SCENES
C13 SUKIYABASHI NIGHT WIDE → C14 TAXI REAR SEAT REIKO。街から車内へ切り替わる一連の都市移動として保存する。
READ IT THROUGH THE BODY
夜の街から、後席へ身体を沈める。
歩道で立っていた身体がドアをくぐり、後席へ腰を下ろすと視線の高さも街の速度も変わる。窓越しの灯り、シートの奥行き、走り出したときの揺れ。OCSではタクシーを車種図鑑ではなく、都市の夜を身体ごと切り替える移動空間として読む。
1986 JAPAN · 銀座 · 1986 銀座 Episode · 高瀬玲子 · Objects Shelf
Canonical ID: OCS-OBJ-1980S-URBAN-TAXI
PROVENANCE — RECONSTRUCTED / VISUAL FICTION / LEGACY MINING.
PUBLICATION SOURCE / 1986 GINZA CUT029
タクシーの行灯を追加。

出版版CUT029を追加Evidenceとして収蔵。車種・事業者・行灯意匠の史実断定はせず、夜の銀座でタクシーを拾う都市移動の形を保存する。
