EDO CASTLE WORLD|1640 江戸城・大奥・女中の仕事

OCS WORLD / 1640 / EDO CASTLE / HONMARU / OOKU

EDO CASTLE
WORLD

1640年、寛永17年。江戸城を「天守だけの城」ではなく、城下、本丸、本丸御殿、奥向、そこで働く人々まで接続した巨大な政治・居住・労働のシステムとして再構成する。

1640年江戸城本丸・奥向の廊下と仕事動線を想定したOCS歴史再構成

RESEARCH UPDATE / 2026.09

同じ1640年を、追加史料で再構成し直しました。

初回映像公開後、寛永度天守の建方図・建地割と、寛永天守を基礎にした正徳期の再建計画図を追加検討。天守外装の素材・色調、本丸を巨大な政庁複合体として見せる方法を更新しました。旧版は削除せず、研究履歴として残します。

1640 江戸城・寛永天守 RESEARCH UPDATE →

1640 江戸城・大名謁見|権力空間・政務空間の考証 →

FLAGSHIP FILM / 2026.08.31

1640年の江戸城を史料から再現してみた|本丸から大奥へ

城下から本丸へ入り、本丸御殿を抜け、奥向の境界を越え、年長女中・おつねの日常へ降りていく。人物は主役ではなく、1640年の江戸城というWORLDのスケールを人間の目線へ接続するための入口として置いています。

YouTube公開:2026年8月31日 20:30 JST予定。公開後、このページを映像・史料・再構成ノートの受け皿として更新します。

WORLD PRINCIPLE

A PALACE HAS TO WORK.

政務、居住、奉仕、収納、運搬、待機。江戸城は象徴的建築であると同時に、多数の人が毎日働く巨大な生活施設でした。OCSでは後世の完成した大奥像を1640年へそのまま投影せず、同時代・初期江戸の史料と、後世に残った詳細図を役割ごとに分けて参照します。

WHAT WE LOOKED AT

何を見て、1640年の江戸城を組み立てたのか。

この映像は一枚の復元図をコピーしたものではありません。年代の異なる絵図・建築資料を横断し、それぞれを「城郭配置」「造営年代」「御殿の機能語彙」「空間関係」「生活・仕事動線」の別々の証拠として扱いました。

江戸城造営関係資料(甲良家伝来)

東京都立中央図書館。幕府作事方大棟梁を務めた甲良家に伝来した造営関係資料と修理報告書を、江戸城の建築・造営年代を確認する基礎資料として参照。

東京都立図書館 →

『江戸始図』

松江歴史館所蔵『極秘諸国城図』所収。1607〜1609年頃の江戸城を描く最古級絵図として、初期江戸城の縄張り、本丸と周辺郭の関係、城郭全体の方向感を検討するために参照。

松江歴史館 収蔵品DB →

『慶長江戸絵図』

東京都立中央図書館。1608年頃の江戸を描いたと考えられる絵図。江戸城と内曲輪、その外側の都市との関係を照合するために使用。図自体の成立には議論があるため、単独の確定根拠にはしていません。

東京都立図書館 →

本丸・表/中奥/大奥の後世絵図

万治期以降に残る本丸御殿・大奥の詳細図は、部屋名、領域の分節、仕事空間、通路や収納の語彙を読む比較資料として使用。1657年以後の再建を含むため、1640年の正確な平面図としては扱いません。

東京都立図書館アーカイブ →

『江戸御殿之図』

国立公文書館。成立年代不詳の本丸御殿図で、表向・中奥の間取り、各間の名称、畳、井戸などを示す資料。後世の御殿機能や建築語彙を比較するために参照。

国立公文書館 →

『江戸城御本丸御表并御中奥御殿向建繪図』

国立国会図書館。万延度御普請に関する後世の建絵図。表・中奥の構成、室配置、建築表現を比較するための資料であり、1640年へ直接投影していません。

国立国会図書館 →

RECONSTRUCTION BOUNDARY

史料と映像の境界を分ける。

FACT

年代、造営・火災の前後関係、存在が確認できる城郭・御殿・制度、史料に明示された名称や大枠。

INFERENCE

初期絵図と後世の詳細図、制度史を重ねて推定した領域関係、通行の方向、仕事上の接続。

RECONSTRUCTION

廊下の具体的な長さ、室の連続、光、人数、物の置き方、カメラが通る一日のルートなど映像化のための補完。

FICTION

おつね、若い侍、個別の女中などの人物と、その日の小さな出来事。

特に「大奥」は注意が必要です。将軍家の私的な奥向空間は早期から存在しましたが、後世に知られる完成した大奥の組織・建築・長局・広敷などを、そのまま1640年へ逆投影することは避けています。本作で「大奥」という語を使う場合も、視聴者が理解しやすい入口として用い、映像内部では年代差を意識して具体性を抑えています。

WORLD LAYERS

江戸城を7つの層で読む。

SPACE
本丸・御殿・部屋・廊下・庭。
WORK
政務・見回り・運搬・準備・奉仕。
OBJECT
布束・収納・日用品・建具。
PEOPLE
幕臣・侍・女中・役割。
ROUTE
城下から奥へ、人と物が通る経路。
EVIDENCE
絵図・建築資料・記録・研究。
LIFE
人物が去っても続く日常。
1640年江戸城奥向の架空の年長女中・おつね

PERSON NODE / OTSUNE

大きな城を、小さな仕事から見る。

架空の年長女中・おつねは、江戸城を説明するための主人公ではありません。彼女の朝の見回りと、一つの布束の行き先を追うことで、他の女中、部屋、廊下、収納、仕事の秩序まで視野を広げます。

THE MORNING ROUND EP01 →

ENTER EDO CASTLE

WATCH / EXPLORE / READ

ENGLISH RESEARCH GUIDE

英語版ではHonmaru、大奥の組織、女性の仕事、初期江戸の再構成境界を個別ページで深掘りしています。Edo Castle 1640 Research Guide →

World ID: OCS-WORLD-EDO-CASTLE-1640 / Layer: HISTORICAL RECONSTRUCTION / Method: FACT → INFERENCE → RECONSTRUCTION → FICTION / Status: ACTIVE

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